被災地では今も余震が続く中、復旧のメドも立たず、これからうっとおしい入梅に入ろうとしています。
すでに、食中毒なども発生して、仮設住宅や車中泊をされている方々のことを考えると、思い浮かぶ言葉が出てきません。
九州の経済にも大きな影響が出ており、すでにGWでは九州の観光業界は大打撃を受けています。
政府与党も8000億円近い予算を組み、消費増税の先送りも、衆参同一選挙をしないこともほぼ確実になったと思います。
選挙対策などやっている場合ではないのです。
ですが、ジリジリ・・と円高傾向になり、大企業の決算は昨年よりも厳しいものとなっているところが少なくありません。
しかし、これらはまだまだプレリュードです。
恐らく・・・。
地震の終息宣言がなされぬ限り、本格的な復興建設には着手できないとも思います。
本震以降の余震が1400回を軽く超えていて、本震が更に起こる事だってあるかもしれません。
福岡でも警固断層が博多湾から大宰府、筑紫野の下にあり、どういう形でプレートが触発されるか分らないのです。
地震学は大昔から行われてきたわけではなく、今現在では将来的な確たる予想や予報を出すまでには至っておりません。
気象衛星を飛ばして気象を観測するようにもいきませんから、地面の下で起きていることなどは、いかに聡明な方でも憶測の域を出ないのではないかと思います。
南海トラフの予兆などと言うことも週刊誌の見出しに書かれていましたが、本当のことは誰にも分らないのです。
話は変わって、今年の4月から知り合いの方々と日田方面に向かい渓流釣りをする予定でしたが、落石や倒木、土砂崩れが続いていることから、今はまだその気になれません。
気候も今は過ごしやすい時期です。
福岡県でも田舎道に向うと今の時期は麦畑が随所に見られます。
このまま何も起こることなく地震が終息してくれることを、ただただ願うばかりです。