陽が長くなると言うことは、とりもなおさず夕マズメが遅れることに過ぎません。
もう何年も気が向いた時にのみ、ごく稀に行く場所に行きました。
福岡市内在住の釣り好きの方であれば、この写真がどこであるかはお分かりいただけるはず。
「そんなの、分からんぞ!!」と言う方にはコチラをご覧になってください。
対面の細長く突き出た堤防先端にはルアーマンがルアーを投げては、リールを巻く動作の繰り返しのシュルエットが。
いつも停泊している船の群れ。
逆L字型になっている堤防の曲がり角付近からの撮影。
この堤防は東浜の船溜まりに突き出た堤防です。
その形状や水銀灯が点く環境から、100%メバルがいてもおかしくないのに、
全く、全然、ちっとも・・・・いません。(涙)
盛夏はここでメイタ~チヌも出るのですが、基本的にろくでもない釣り場です。
今回も足早に15分程度で、素早く要所、要所にエサを落とし込みましたが、
釣れたのはこの方だけ。
水槽で飼いたくなるハゼの一種。
「ふざけやがって!!」と、海にポイ!!
ここは6月から9月ぐらいまでしか、まともなサカナはいない「究極の3流釣り場」だと思っています。
今回も15分とは言え、行くだけ無駄足でした。
対面の細長く伸びた堤防の内側を今の時期モエビをエサに連玉仕掛けで狙えば、セイゴ~スズキが出ますが、
ここは気配すら感じないわびしい堤防です。
この場所を去り、いつもの中央埠頭のメバルポイントに向かいました。
1投目から釣れたのは、お約束どおりのメバル。
アタリは頻繁にあるのですが、食いがよろしくない!!
今日は、俗に言うメバル凪と言っても過言ではないベタ凪です。
私はかねてから、このメバル凪と言う言葉に疑問を持っていました。
私の経験とデータから、メバルはベタ凪の時にはそれほど食いが立たないと、思っているのです。
ベタ凪の時は釣り人は釣り易いことは納得できますが、メバル自体の活性と言いますかテンションはむしろ下がるのではないか?と常々思っていました。
セイゴ~スズキ、メイタ~チヌが多少波っ気がある時のほうが警戒心が和らいで、食いが立つと言う状況には半分異論はございません。
この警戒心と言う言葉が気になります。
私は波っ気があるほうがカラス貝の層が波で揉まれて、魚のエサがそこから放出されるためにメイタ~チヌもセイゴ~スズキも堤防の際に集まる習性があり、メバルもその例外ではないと以前から思っていました。
うねるような波が堤防にブチ当って、砕け散るような時はメイタ~チヌもセイゴ~スズキも、メバルも一切食いません。
大型台風の時に長浜の屋台に行かないことと同じです。(笑)
途中の状況は割愛させていただくとしまして、今日の釣果はコチラ。
たったのメバル9匹。
波もなく穏やかな状況でしたが、エサを咥えて放す様なメバルが多いことに改めて驚かされました。
スレているのかも?しれません。
以前、「セイゴ~スズキがエラ洗いの時にエラでハリスを切ることなど100%ない!」と、書いたことを覚えていらっしゃる方には、改めて、「メバル凪は釣り人が釣り易いだけで、メバルの活性は決して高くはない!」と言うのが私の持論。
基本的に年中メバルを狙っているバカな男の数年に渡る経験則です。
「メバルは凪の日を狙え!!」と言う格言は、釣り易いだけで、入れ食いを保証するものでも何でもないと言うことのように長年感じてきました。
毎回バカはメバルが主で、その他は従です。
私の持論が間違っているかどうか?
これまで、メバルをたくさん釣ってこられた方に改めて聴いてみたいと思います。
いつも楽しみに拝見しています。
うららも、メバル釣りにどっぷりハマっています。うららがメバル釣りを始めて数年が経ちますが、メバルは海が荒れてる時の方が釣れます。今までで一番爆釣した日は、大雨の大潮の夜釣りです。この日は、テトラ竿にクラブデミのタックルで、中通しオモリ5号に20センチのハリスの仕掛けでアオイソメで釣りました。
「メバルは凪を釣れ」この格言は、絶対に違います。凪の日がメバルが釣れるという人は、多分関東スタイルの人だと思います。たぶん、小さいガン玉で棚が取れない人だと思います。確かにメバルは、泳ぎが下手ですが、海が荒れてたほうが釣れます。
あと、うららもガン玉6B使います。ただ、釣具屋にあまり種類がないのが残念です。
もう一つ、スズキのエラでハリスは切れません。そんなこと本に書く人は、バカです。