それが金品であろうと、精神的なものであろうと・・。
「求めよ、さらば与えられん!」と言う言葉はどこかで聞いた台詞ですが、これはこれでなかなか含蓄のある言葉です。
ですが、対人関係では「与えよ、さらば求められん!」と言うのが、私なりの理論。
まずは人に与えることです。
昨今の政治家と官僚に対する最大限の揶揄でもアイロニーでもあります。
そんなことはどうでも良いのですが、姪浜のフェリー乗り場についたのが15時40分。
16時15分発の渡船までかなり時間がありますから、釣具を待合室に置きっぱなしにして波止の先端に行きました。
一人の釣り人が投げ竿を出して、もう一本はコンパクトロッドにブラクリ仕掛をつけていました。
かなり風があります。
20年程前には良く通った波止です。
私が釣った事のない場所でブラクリを落とし、釣れたタメシのないポイントにジェット天秤を放り込んでいました。
暫く彼と話し込んでいると時間が・・・。
急いで船着場に戻り、船に乗りました。
過日ヤフオクで買った靴はパーフェクトです。
履き心地と言い、温かさと言い、歩きやすさと言い、コンプリートでございます。
能古島に着いて最初に行ったのがここ。
能古島の物産販売店です。
お目当てはこれを買うためです。
ご存知な方も多いと思いますが、能古うどん。
これだけで1000円。
冬の鍋物の締めに我が家では最近うどんをよく入れることとしています。
最初は稲庭うどん、次に五島うどん、そして今回の能古うどん。
ちなみに五島うどんは長崎の五島でホテルを経営している知人から頂いたものでしたが、
細くてコシがあり、鍋ものに入れても麺ものびずにその旨さに驚きました。
能古うどんの特徴は、乾麺ではなく半生であることです。
鍋ものの締めに使ってみることといたします。
能古島は突風が吹き荒れ、まともに竿が出せないくらいの強風。
いつものポイントは波がパシャパシャで、満潮付近とあって堤防に当った波が波止までかぶっている状態。
実は満潮付近なのでわざわざ能古島に渡ったのですが、完全に裏目に出ました。(苦笑)
待合室付近のポイントで竿を煽られながら際を狙いますと・・・。
写真が実物大のようなチビメバルが数匹。
まともに落とし込み竿を握ってられないほどの強風。
30分もせずに姪浜から市営渡船が向かってきていますので、それで姪浜に戻って釣りをする事としました。
わざわざ能古島まで渡っても、強風じゃ釣りになりません。
実釣20分もせずに撤収。
能古島に能古うどんを買いに行ったようなものでした。(苦笑)