カミサンがビニールを何重にも巻いて、国宝扱いのように冷蔵庫のパーシャルの部分に入れてありました。
おもむろにそれを持って、博多湾近郊のバレバレの某所に行き、落とし込み釣りをしようと思いまして・・・・!
釣り場に着いて、仕掛けを作りいざエサを付けようと思ってエサ箱を開けると・・・・!
カニは腹を見せて死んでいるし、岩虫やアオムシも既にご臨終。
こんなことならポイントでエサを調達してくるのであった・・・と、思っても後の祭り。(涙)
短気な私はいそいそと釣具を片付けて、「今日は釣らん!!」と、決め込みました。
「他の釣りバカでも観察するか!」と、気になる釣り人をみて回りました。
気にならない釣り人もたくさんいます。(笑)
最初に、車を止めて眺めていたのが20代後半の2人組の釣り人。
二人とも、偏光グラスがきまっていて、釣り慣れている事は一目瞭然。
更に二人組みのどちらがベテランかも一目瞭然。
クーラーに「狙うは熟女!」とプリントしてある方が恐らく釣りに関しては先輩だろう。
で、そうでない方のウキが沈んでもの凄い竿の曲がり方。
巻いては沖に走り、寄せては遠ざかり・・・の繰り返しの挙句にあってきたのはこの方。
60センチ近いオオボラ。
しかも彼が使っていた竿が00号で、リールに巻いているミチイトが2号なそうな。
ベテランと思しき先輩格の青年も0号の磯竿を使っていました。
車を移動して青年が釣りをしていましたので、車を止めて見ていますとメイタが釣れています。
聞けば、高校2年生だと言います。
高校2年生にしてはとても、とても上手な釣り師でございます。
メイタを掛けてから、タモ入れまで、終始落ち着いています。
そばで見ていても、「やるね〜!!」と言う感じでございました。
昨日今日釣りを始めた高校生ではないことは一目瞭然。
なんだか、気持ちが熱くなりました。
そこへ前回お会いした釣研の坂本さんが登場!!(場所がバレバレ!)
色々とお話をさせてもらって、彼のパッションを感じました。
私はマキエを撒く釣りが苦手です。
環境云々などと言うようなお偉いポリシーがあるのではなく、只単にバッカンやマキエ柄杓を洗うのが面倒臭いからです。(笑)
短気で、面倒くさがり屋・・・な、だけでございます。
クルマ横付けの場所はまだしも、クロを釣りに行くのに瀬渡しでマキエが詰まったバッカンを運ばないといけないのでクロ釣りはしない!と決めた横着モンなのでございます。(笑)
落とし込み釣りは付けエサだけで済みますから、勝手気ままでございます。
私は農耕的なマキエを撒いて釣る釣りが向いていません、
魚がいるところを探してピンポイントで釣る狩猟タイプなのです。
性に合っているのです。
なので、ウキをつけてマキエを撒く釣りは釣り歴が長い割にはあまりしていません。
丁度良い機会ですから、「この際マスターしてみるか?」などと、少し気持ちが揺らいでいます。(笑)
最近はガーデニングも好きになりましたし・・・。
でも、基本的にへそ曲がりですし、0号の磯竿な持っていませんし、新たに買う気などサラサラございません。
しかも、ここいらでメイタ〜チヌを狙っている方のほぼ100%がどんぐりウキを使っています。
恐らく坂本さんの影響かも?
猿真似はしたくないな〜!!
釣れなくても他のウキ釣りの可能性を試してみたくなるモノです。