私に、朝鮮朝顔を教えてくださった方から、能古島のメバルについてのご要望がありましたので、書かさせていただきます。
渡ってすぐの渡船場の桟橋付近の堤防の際が最高のポイントです。
「際がポイントです!」・・・忘れないで下さい!
メバルは、基本的に常夜灯が点いている付近にいることが多いものです。
なぜかといいますと、光にプランクトンが集まり、ソレを食べる小さなサカナが集まり、更にソレを食べるメバルが集まるからです。
ピンポイントでの、食物連鎖です。
メバル釣りをされる方は、良く思い出してください。
灯りがまったくないところには、メバルはあまりいません。
かと言って、灯りが好きなわけでもありません。
灯りに集まる、ベイトフィッシュが好きなだけです。
更に、メバルは障害物がないと、あまりいません。
障害物とは、防波堤の穴とか、大きな捨石だとか、テトラとか・・・。
泳ぎが上手なサカナではありませんから、危険を察知するとすぐに逃げれる場所が必要なのです。
昼間はたいてい穴の中に群れをなして隠れていますが、陽が暮れると、
どこからともなく現れてきます。
これは、不思議です。
全くアタリがないポイントが、入れ食いになることがあります。
よく言われるように、「メバルは凪を釣れ!」というのは半分正解ですし、半分は良くわからないというのが、真実の事実です。
私は、べた凪なのに釣れない事もあれば、多少波っ気があるときに入れ食いになるという経験を何度もしました。
こればかりは釣らないと、わかりません。
夜釣りでは、アオムシで十分です。
モエビを食わないときでも、アオムシは食います。
ただし、夜釣りでの話です。
メバル釣りをしたことのない方に、釣り方をザックリ書きますと、
落とし込み竿か、渓流竿、なければ磯竿の1号4・5メートル以下の竿で徹底的に際狙いです。
私が良くやる方法は、
ハリス1・5号
ガン玉6B1個
ハリは金袖8号
ハリスを1メートルほど取って、ミチイトと直結します。
その前に、ケミホタルの中の透明ビニールパイプをハサミで4等分して2個通しておきます。
ケミホタルが海面スレスレになるように調節します。
これによって水深がわかりますし、当たるタナがおよそわかります。
まずは、底に沈めてそれから、30センチ刻みぐらいで、タナをあげていきます。
意外なことに、夜になるとタナが水面から1メートルぐらいのときも多々あります。
このような時は、ケミホタルを1メートルに合わせて、どんどん釣り歩きます。
そこにいさえすれば、メバルは必ずアタリます。
大きなアタリで竿先にアタリが出るような場合は、小物です。
大きなメバルほど、ジッとしていて竿先を重く、鈍く、絞り込むようにしてアタルものです。
必ず、大き目のアオムシで釣るようにしましょう。
そうすると、小さなメバルはかかりません(かからないほうがいい!)
更に、大きなアオムシで釣ると、大きなアラカブやソイやタカバが釣れたり、タケノコメバルの大物も釣れます。
大物がいそうなときは、針を渓流バリの9号やメバルバリの9号に換えるなどしてバラシを防ぎましょう。
バラシた時は、1時間ほど時間を空けて同じ場所で釣ると再びアタルことも多いものです。
どんどん釣り歩いて、数を稼ぐのがコツです。
どこかに、大物がいますが、歩かないと出会えません。
小さなメバルの群れを相手にして時間の浪費をしてはいけません。
すぐに、そのポイントから離れて、次のポイントに行きましょう!
間隔は50センチきざみがメドです。
50センチ間隔で、底まで落としてゆっくりとタナをあげていきます。
アタリがなければ、次のポイントで同じようにします。
これの、繰り返しでどんどん移動します。
メバルは群れていることも多いので、20センチほどのメバルでも、同じポイントで数匹釣れます。
これを繰り返すと、クーラーの中がメバルだらけになります。
20センチのメバルは、どんな料理にしても美味しいですよ!!
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