釣りの経済学

釣りは元が取れるか?
こんなこと考えて、釣りをしている方は、ほとんどいないと思う。
なぜなら、釣具代、エサ代、クルマのガソリン代、その他諸経費をふくめると、たいていが、大赤字である。
私もそうであるが、1回1回の釣行の経費が、釣れた魚の標準小売価格を上回ることは、厳密には、少ない。
しかも、釣りに行く前には、やれハリス、オモリ、ウキ、、といった小物のほうが、竿やリールよりも高くつくものである。
竿、リールも用途に応じて、使い分けていくと、おびただしい量となる。
私は、波止がメインであるが、瀬渡しでクロ釣りにも行くし、乗り合い船で、タイやヒラメも狙う、春先の活きカナギでメバル、アラカブ、スズキ、チヌ、ヒラメ、、、などを狙うのが好きだ。リレー船で、アジ、ヤリイカを釣るのも楽しい。キスのボート釣りも好きだ。
釣れたためしは無いが、エギングもする。ワームやジグ、ミノーを使ってルアー釣りもする。
やったことがないのは、ジギング、トローリング、磯の底物狙いで
イシダイやアラを狙うぐらいだ。
テンヤ釣りもすれば、ウキ流しも、ズボ釣りもする。
家には多くの竿とリールをはじめ、おびただしいまでの道具がある。
これは、釣りに対して経済観念を取り入れていない証である。
船釣りで、ヒラメ、ヒラス、アコウが釣れたとしても、50号の竿、電動リール、バッテリー、PEライン、仕掛け、大型の魚が入るクーラー
などの経費を考えたうえに、更に、12000円前後の船賃がいる。
とても、わりにあうものではない。
たとえ、3〜4キロのヒラメやタイ等釣れても、それだけ元手がかかっているので、当たり前と言えば当たり前なのだ。
わかっちやーいるけど、辞められない!とは、このことだ!
趣味なんて、経済観念がしっかりしていると、とてもとてもやってられない!
近頃、須崎、箱崎などの埠頭に行くと、年配の方が、甲イカを狙っているが、スッテ代、エサ巻きスッテ代ぐらいしかかからないにせよ
釣れるのは、尻焼けと呼ばれるイカの中ではもっとも不味いイカだ。
魚屋さんで、1杯150円〜200円で売られている。
こんなイカを竿を3本、4本も出して釣るのであるが、これがまた、
「つまんない!」の極致である。竿先にアタリが出るわけでもなく、
スッテに掛かってもグイグイ引くわけでもない。
ボロ雑巾が掛かったように、重みがあるだけで、なんらスリルも興奮もなく、そのままクーラーに入れようものなら、クーラーの中は、真っ黒と化す。墨だらけだ。
私も2回ほどこの釣りをして、あまりの「つまらなさ」に、以後することはない!面白くもなんともない!
お手軽ではあるし、金もかからないが、釣れても、ほとんど嬉しくもなんともない釣りは、長くは続かないものである。
金をかけないと、それなり、でしかないのだ。
しかし、年配の方が多いのは、年金暮らしで、そうそう金もかけられないし、家にじっとしててもつまらないし、さりとて、街に出れば、金を使わないわけにもいかない。
さらに釣り場はある意味「社交場」で、趣味を同じくする仲間と世間話に花を咲かせることができる場所でもある。
尻焼け甲イカでもよいのだ。
スリルがなくても、ある程度の狩猟本能を満たしながら、いつもの仲間と雑談にふける。これはこれで、たのしいものである。
やはり、釣りに経済観念を持ち込むのは、タブーであろう。

posted by ジャズフィッシュ at 07:56 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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